「それ以上、など…私は望んでいません」
(…あの夢を見た俺は…秀吉様の顔が見れなかった。怖くて…)
「隠すな、馬鹿」

おにさんこちら、てのなるほうへ。

「 て の な る ほ う へ 」
A5/P52/オフ/清正×幸村/500円/SAMPLE

大阪夏の陣後、再び豊臣が威信を取り戻し始めた頃。
清正はふと幸村が、自分自身の感情を隠していることに気付く。
隠している感情は、清正の過去にも覚えのあるものだった。
そのせいで他人から寄せられる感情を全て無視する幸村に、清正はどうしても目を背けてほしくない、とその感情を暴露する。

…という話です。
ストーリーの関係で、稲姫とねねに対する話題が出てきますが、気にするほど踏みこんでもいません。
今回は前回の「Come after the Silence」とは別で、繋がっていない話です。
R18指定は必要ないレベルですが、一応そういう描写もありますので苦手な方はご注意くださいませ。

表紙は「火焔清風」の馬ほろ羽烈幸様にお願いしました!