大阪夏の陣後、再び豊臣が威信を取り戻し始めた頃。 清正はふと幸村が、自分自身の感情を隠していることに気付く。 隠している感情は、清正の過去にも覚えのあるものだった。 そのせいで他人から寄せられる感情を全て無視する幸村に、清正はどうしても目を背けてほしくない、とその感情を暴露する。 …という話です。 ストーリーの関係で、稲姫とねねに対する話題が出てきますが、気にするほど踏みこんでもいません。 今回は前回の「Come after the Silence」とは別で、繋がっていない話です。 R18指定は必要ないレベルですが、一応そういう描写もありますので苦手な方はご注意くださいませ。 表紙は「火焔清風」の馬ほろ羽烈幸様にお願いしました!