人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢幻の如くなり

「俺は、あの男が迷うのをはじめて見た」
「遠呂智軍にいる者の中に、幸村とおことの親友がおるそうな」
「…どちらにせよ、幸村を伊達が捕えておれば、武田への牽制にはなろう」
「幸村に、逢わせろ」

A5/オフ/P68/予価500円 本文サンプル

遠呂智が世界を歪めたあと、再臨の遠呂智ストーリーで伊達が遠呂智軍の加わった後、の話。
政宗は最近一つの夢を見る。そしてその夢に出る張本人が、目の前に現れた。
一方で、兼続は信玄に頼まれて幸村を探すことになる。

みたいな話です。
大変不甲斐ないことに前後編になってしまいました。後編は11月の恐惶予定でいます。
CPは一応三成×幸村以外はありませんが、メインは政宗中心とした遠呂智軍戦国勢です。
みつゆきに関しても、いつも以上に薄まったかんじかな…と思います。
一応、政宗と兼続・政宗と幸村・兼続と慶次・慶次と政宗のあたりはうちのサイトのものに共通したレベルで意識しあってるかんじです。たぶん。

なんで伊達が遠呂智軍にいったのか?遠呂智が倒れた後も遠呂智復活に尽力したのか?
なんでそんな伊達を慶次が支援したのか?
なんで政宗は幸村に対してだけ「ひざまずけー」みたいなこと言うんだ?
という、個人的補完です。
あと、蛇足的にくのいちの三成に対する評価についても書いていきたい(笑)。

表紙は、「Zeque」の藤井さんに描いていただきました。後編は!兼続だよ!ヽ(^o^)丿