「今日、ここまで来たのは他でもない。おまえにいい話を持ってきた」
「…蟄居の身の、私にですか」
「あぁ。…狐狩りだ」

「…俺はおまえの知る誰かに似ているか」
「…おまえにとってその誰かとは、どういう存在なのだ」

燐 火 の 篝
三成×幸村/A5/P44/500円

関ヶ原にて西軍敗北。
家康は三成の処刑にて戦の後始末を終わらせるつもりで捜索させるが、半年経っても見つからない。
その間に、世間では兼続が家康に頭を垂れ、幸村は九度山で蟄居となっていた。
そこへ清正が来て言う。「狐狩りをしないか」と。

…という話です。どっせい!
今回の本は、表紙を描いてくださったゆのさんの狐の三成殿の絵から着想を得た話です。
2寄りの設定に見える感じで、3設定です。


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