地味だと言われたっていい。誰しもが物語の主人公になれるわけじゃない。
だから私が語るのは、決して主役にはなれないあの人の話。


「 客 観 的 視 点 か ら 見 る あ る 男 の 人 生 」
A5/P52/500円

とある陣地で馬岱の噂話をしていた彼は、それを見咎められた翌日、部隊の異動を命じられた。
これから共に戦うのは、下っ端ながらなぜか馬岱にとても近い隊だった。
その隊は、表立っては人に言えないような仕事もこなす。何の取り柄もない自分がどうして、と悩んだり怖がったりしながら、その人と、その人の周囲の人々を通じて、「その人」を語る。

ストーリー上、人の生死の描写があります。また、ストーリーは6、6猛将伝に準拠しております。
今回は馬岱単体の話です。馬岱受け的な要素はほぼありません。

素敵な表紙はキハルさんに描いていただきました!ありがとうございます!!