李典はその柱に影に隠れて、ため息をついた。
その表情は憂いを帯びていた。
いつもの彼らしくない表情でもあった。

「 三 千 世 界 と ダ イ バ ー ジ ェ ン ス  」
A5/P44/馬超×馬岱/R18/5
00円


馬超のやり方にはついていけない、とはっきり言って、ホウ徳が出奔した。
それにショックを受けた馬超は、しばらく動くことが出来なかった。馬岱は、自分ならばと少し考えて、思考は停止した。考える必要はなかった。
だが、馬超はそう思っていないらしい。ひどく気にされていた。

魏ifのストーリーです。ネタバレありますのでお気をつけて!

素敵な表紙は、chizuさんに描いていただきました!ありがとうございます!